2010年02月20日

『イメージを読む』と『教え上手』

「教師にとって,教育書は読書のうちに入らない」とうかがったことがある。
理由は「当然だから」。腑に落ちた。

それどころか,教員の現実は,「いそがしくて本を読むひまがない」とおっしゃる方が多数。
そう言う方は,おそらく時間があっても本を読まない。

教員は,インテリではない。「ノブレス・オブリージュ (noblesse oblige) 」という意味でのエリートではある。そういうほこりは,持っている。

かばんの中には,いつも本。空いた時間に開く。

今日読み始めた本。
『イメージを読む-美術史入門-』(若桑みどり)
なぜか本棚にあった本。『ダヴィンチ・コード』を思い出して,読み始めた。また,山梨美術館を訪れて以来,美術に少々興味がわいてきたということもある。

「芸術なんて役に立たない。(「美術史を研究している)先生は気の毒ですね」と言い放ったかわいそうな(!)な工学部学生のエピソードが胸にひっかかる。本の内容は,絵に秘められた意味を解説するもので,『ダヴィンチ・コード』につながるわくわく感がある。残念ながら「絵」が見づらい。したがって,何を解説してあるのかわからないといらいらするが,楽しい。美術学とは,さまざまな人の生業と関わり合っていることを感じることができて有意義。

『教え上手』(有田和正著)
買っては見たものの,なかなか開く気持ちがおきなかった本。有田先生は,社会科を研究科目になさっている方にとっては神様のような存在。ところがわたくし,なぜか有田先生の本が苦手。理由はわからない。

積ん読こと1週間。ようやく今日開く。

「はじめに」に魅了された。
途中をとばして,もっとも読みたかった第4章をじっくり。
有田先生の「叱り方」が知りたかった。だからこの本を買った。

「よい先入観を持って,人を見よ」「人はほめられた方向に伸びていく」「まじめなだけでは人はついてこない」「叱ることも教える人の責任(ほめると叱るは一対)」「成長は,突然起こる」。

「確かに…」と思った。

別件。
あるスノボ選手の服装と成績について,ニュースやMLで読んだ。
その選手,よく力を発揮なさったと思う。力もある方だと思う。
ただ,一部報道がおかしい。
あれは「服装の乱れ」であって,「個性」ではない。

かの選手には,「逆境にあってもやりぬく強い意志」という個性がおありなのだと思う。  

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2010年01月24日

『あ~ぁ,楽天イーグルス』(野村克也著)


竜山?瀧山?蔵王がきれいに見えました。
いまだに、どれが竜山で、どれが地蔵岳で、どれが熊野岳で、どれが刈田岳だかわからずにいます。見分けられるように努力中。

読書の日でした。今日は『あ~ぁ,楽天イーグルス』(野村克也著)。野村野球が「準備・準備」の野球であったこと,たくさんの優秀な選手・指導者を育成なさったことがよくわかりました。

出会い,それも「最初の」出会いが,とても大事であるようです。一度染みついてしまった考え方は,なかなか変えられませんから。

もう一つ。心に残った一言。
「人間は、無視・賞賛・非難の段階で試される」

もちろんこれは、子どもを教えることではなく、(あらゆる職業での)プロに向けた言葉。
褒めるだけでは人は伸びない。褒められるのはうれしいが、それは「第二段階」ということのようです。  

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2010年01月14日

みっともない自分を空の上から見ると

いつもの本を,今日も開いています。

『みっともない自分を空の上から見ると,意外にかっこよかったりする。』

物事をうまく進められずに(または,うまくできていないと思いこんで)苦しいとき,「ああ,自分はみっともない。かっこわるい。」と負のスパイラルに入り込んでしまいがち。しかし,苦戦しながらも勝負を捨てないボクシングの選手はかっこよく見えるものです。仕事の上でも,それは同じかも知れません。

『努力は,定期預金。忘れた頃に利息がついて返ってくる。
 怠慢は,クレジットカード。忘れた頃に,ツケが回ってくる。』
『スランプを乗り越えるには,とにかくたくさん仕事をすること。』


動く前に,まだ発生してもいない問題点を恐れ,身動きできずに気病みして…。そして,負のスパイラルへ。これでは浮上できません。ともかく,もがくしかありません。

『負けることがいけないのではない。
 負けて,人間までダメになることがいけないのだ。』


まだまだ,倒れるわけにはいきません。

もがく中で,「さすがオレ」と思い始めています。  

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2010年01月13日

タダ酒を飲もうとするのと同じだ

この頃,毎日開いている『昨日までの自分に…』より。

嫌なことなしに成功しようとするのは,
タダ酒を飲もうとするのと同じだ。


「ああ,いやだなあ。」と感じたときに思い出すフレーズです。「いやだなあ」と思う理由にはいろいろありますが,それにはふれますまい。ここでは,「タダ酒を飲もうとするな。後ろ向きになるな。」と,自分にカツを入れる言葉として書いておくことにします。
この本,「別れを告げる」などと,悲観的なタイトルですが,実は元気が出る本です。

ピンチになったら,呟こう。
「どうしてこんなについてないんだ。」
ダイ・ハードのブルース・ウィリスの顔で。

わたしは残念ながら『ダイ・ハード』は見ておりません。
しかしながら,ふとした時に口から出る,映画の名台詞というものはあるものです。

この頃だったら,『おくりびと』からです。
「(うまいんだよなあ。)困ったことに。」だったり。
「おいしい?」ときかれるとつい,「困ったことに!」と言ってしまいます。
もう一つは,なんと言っても,
「大丈夫!」です。

「大丈夫!」と励ませる,ゆらがない人でありたいと思います。  

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2010年01月12日

「マラソンで一番しんどいのは走る直前」

今日も『昨日までの自分に別れを告げる』(中谷彰宏著)より。

「マラソンで一番しんどいのは走る直前」

今日はこれを読んで出かけ,折々に唱えました。
「あれこれ考えていないで,動け!」と自分に命じました。

「気病み」をするタイプの自分。物事を始める前に,あれこれ考えて疲れてしまいます。「困難の90%は,まだ起こっていない未来の困難だ。あるかどうかわからないことに心を悩ますことはない。」(同書)なのですが,動く前に考え込んでしまう。「肩が凝るのは,使いすぎではなくて,使っていないからです。」(同書)という状況に陥ります。
次の言葉も,自分を励ましてくれる力強い言葉。

「万事休すと書いて,栄光の瞬間と読む」

映画『アポロ13』にも,こんな台詞があったように思います。凍り付いた司令船を大気圏に突入させる寸前。管制塔で交わされた会話。
「NASAが迎えた,最大の危機だ…。」
「いや!栄光の瞬間だよ。」


校長先生が,今日,こういう言葉を教えてくださいました。
「深刻にならず,真剣に考えるんだよ。」

さまざまなご示唆に支えていただきながら,今日も無事に,いい一日を終えることができました。  

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2010年01月03日

『明治人の作法』(横山験也著)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

「坂の上の雲」をNHKで見て「明治」に興味がわき,また横山験也先生のファンでもあります。年末年始に読む本の1冊として購入しました。

以前から不思議に思っていたことがありました。
「『おやすみなさい』って,命令しているような言葉だけど,どうしてそれを子どもが親に言うのだろうか。」
それについての著者の考えも,本の中にありました。

「作法知らず」のわたしとしては,最も頭に入ったのは「靴の脱ぎ方」でした。
「玄関がトイレ」のところです。
 履き物は,自分の向きをかえて後ろ向きになって脱ぐのはよろしくないのです。ただ1カ所だけ例外があって,それがトイレだということです。玄関では,あがってから手で履き物をそろえますが,不浄なトイレで使った履き物に手を触れたくない。そういうことから,トイレからは後ろ向きで出てくるようになったということです。
玄関で後ろ向きになってあがると,「玄関がトイレ」というようなことになってしまう。
これは,非常に理解しやすく,すぐに頭に入りました。

余談ですが,わたしがお世話になっているお寺のトイレには,前と後ろに鼻緒がある下駄があります。どちら向きで脱いでも不作法にならない。あわただしい中で用をすませる方々へのご配慮かと思います。

前書きには「教育的になっているところも多々ある」とありましたが,固い内容ではありませんでした。

「各種座り方」
 安座(あんざ:あぐらのこと)
 跪居(ききょ:正座からつま先を立てたもの。座ったまま移動できる)
 蹲踞(そんきょ:相撲にもある「蹲踞」ですが,膝を閉じたものも同名)
 亀踞(かめい:いわゆる女の子すわりですが,重要な儀式で用いられたとか)
   ※「亀踞」の図を見てふきだしそうになりました。

「朝シャンは,男子」
「女子の洗髪は月に2回」


「武士の訪問は,時刻よりも配慮優先」

意外な豆知識を得ることもでき,読み物としても楽しい本でした。  

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2009年12月21日

『上司は思いつきでものを言う』

朝日新聞で,勝間和代さんが話題にしていた本。
『上司は思いつきでものを言う』(橋本治著:集英社新書)

おもしろそうだなあと思って自宅のMacBookからアマゾンに注文したら,自分の目の前の本棚に,すでにその本がありました。以前,すでに購入していたのでした。あわててキャンセル。無事成功。そのあと,あらためてじっくりその本を読みました。

勝間和代さんの記事は,ここで読むことができます。
部下として,責任放棄をしないと,心に決めました。

別件。
最近,「亀に『木に登れ』と命令しているような人」を見ました。
「他人は,自分の思い通りになるものではない。人のことは容易に変えられない。変えられるのは自分。」そう気づけば生きるのが楽になるのになあと,気の毒に思いました。  

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2009年07月12日

買いました

買いました。

『明日の教室』の3巻と,野中先生の『ブログ教師塾』です。
『明日の教室』は,豪華執筆陣みなさんから学びたかったのはもちろんなのですが,最も興味があったのが「西川純先生,こういう本にも書くんだ!どんなことを書くんだろ!」という点です。
第1章の2,第7章の20に書いておられます。
「なるほど,こう来るのか」
と思いました。『学び合い』についてもばっちり。ですが,今回私の胸に響いたのは「悪口を言わない」のところでした。わたしはこの頃,社会の悪口をさかんに言っていました。

『ブログ教師塾』は,「ブログ」という軽やかな響きとは関わりなく,硬派の本です。
『「現場」を生き抜くということ』の方が,本来のタイトルなのでしょう。
ためしにぱらっと開いた瞬間,ただちにそのページから読みふけってしまう本です。  

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2009年06月08日

『としょかんライオン』

学校の「朝の読み聞かせ」で子どもたちと一緒に読んでもらった話です。いい話でした。
「たまには ちゃんとしたわけがあって きまりをまもれないことがあるのです。いくらとしょかんのきまりでもね」

この「たまには」の解釈が子どもによってはどうかなあとも思いますが,でも真四角な人間にしたくありません。
読み聞かせの先生への私の感想。
「いい本,紹介くださってありがとうございます。たまには,学校のろうかも,ちゃんとしたわけがあって,走らなければならないことがあるんです。」

教室に帰ってから,子どもたちにも話をしました。
「『けがをした人がいる!』とか,大事なことがあったときは,上手にろうかを走って先生に知らせに来てくださいね。『上手に』走るんですよ。むやみに走ったら,あぶない,あぶない。救急車だって,交差点を通り過ぎるときは『救急車が通ります』ってマイクでいいながらゆっくり走るんですから。」
「たまには,大事なことがあったら上手に走りなさい。でも,いつもは上手に歩くんですよ。」


わかったかなあ。  

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2009年01月10日

『価値ある出会いが教師を変える』

佐藤正寿先生の本。
以前、『できる教師のデジタル仕事術』を共著で出された折、ブログ仲間内で、
「この本は、タイトルから『デジタル』を取って『できる教師の仕事術』でもイケル。」
「いやいや、『教師の』を取ってもイケル。」

などと、感想を言い合ったものでした。

今回は、『価値ある出会いが教師を変える』です。この本からは「教師を」を取ることはふさわしくありません。テーマは教師の生き方です。有田和正先生の「名人への道」を追いかけたまさとし先生の歩みです。  
続きを読む

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2008年12月30日

『価値ある出会いが教師を変える』(佐藤正寿 著)

ひまわり社から、新刊案内が届きました。
これはもちろん、読みたい、読みたい。
まさとし先生。即注文しましたよ。

価値ある出会いが教師を変える

<ひまわり社のサイトより>
「小学校教師として不器用で、できないことがあまりにも多く、愕然とすることもしばしば」だった新任教師が、さまざまな出会いの中でスケールおおきな教師となっていく。真摯で努力家の著者が、困難をむしろチャンスと考え挑戦していった軌跡をまとめた1冊。

まさとし先生との出会い、もちろん大きな「価値ある出会い」と思っています。  

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2008年09月23日

『「か弱き,純真な子ども」という神話』(和田秀樹著)

かばんには,いつも本を入れています。
今日読んだのは,『「か弱き,純真な子ども」という神話』(和田秀樹著)。
「いじめ」「いじめ自殺」がテーマになっている本。
著者ご自身は「世間様から批判されかねない,どちらかというと奇書」とおっしゃるが,これこそが正論であり,日本を,学校を,子どもをよくすると思います。
内容の紹介はいたしませんが,この本が多くの方に読まれることを望みます。

「か弱き、純真な子ども」という神話 (中公新書ラクレ 254) (単行本)
  

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2008年06月10日

科学者の生活(マリー・キュリー)

三宝出版「くらしのジャーナル 生活歳時記」にあった、いい文章。
ちょっと引用しておきます。今の自分の気持ちに合います。
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科学者の生活 マリー・キュリー

実験室における偉大な科学者の生活というものは、多くの人が想像しているような、なまやさしい牧歌的なものではありません。それは物に対する、周囲に対する執拗な闘争であります。発見は前もって積み重ねられた苦しい努力の結実であります。実りの多い多産的な日々の間にはさまって、何事も成功しない不安な日々が混じっています。こういう時こそ、おのれの気の弱さや落胆と戦わなければならないのです。
(中略)
ぜいたくと富とを気違いのように求めている我々の社会においては、科学の価値は理解されるはずがありません。(中略)科学および科学者に対してその完全に有効な活躍を許すに必要な支持と援助は公の機関からも、また個人の寄付からも与えられておりません。(後略)
(『ピエール・キュリー伝』奥田典夫訳より)  

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2008年04月27日

『zoo1』『zoo2』(乙一著)を読みました

「zoo」を2冊読みました。
著者は「乙一」さんとおっしゃるそうです。
乙一で「zoo」かと思いましたが、そういうわけではないようです。
茶の間に転がっていた本を読み始めたら、おもしろくて全部読んでしまいました。
ちょっと怖い話。意外な展開。
阿刀田高さんの文章と雰囲気が似ているかな?と思いました。  

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2008年02月06日

教育は魔法の杖じゃない

『欲ばりすぎるニッポンの教育』(苅谷剛彦+増田ユリア)

<以下は、メモ>
「教育は魔法の杖じゃない」
「学校の導入される『無限のたし算』」
~「いいことをたして何が悪いんだ」と言われても~
子ども一人一人の注文に応じて、食材も準備の時間も与えられずに高級フランス料理店の料理を作れと言われたら。
「うちの子の個性」って何?
子どもや若者の事件が起こると、きまって「今の教育はどうなっているんだ」という教育バッシングが始まる。そこには「教育がおかしくなっているから○○が起きる」という問題の立て方・見方がある。しかし、その見方がほんとうに正しいのかは検討されない。
本来「社会問題」であることの多くを「教育問題」として学校がかかえこんでいる。
お金も人もかけず。ポジティブリストで、要求は増えるばかり。

…と、ここまでは気になることのいろいろをメモ。

ところで、これは何なんだ。
「道徳」の時間に責任教員を配置
教育を魔法の杖と見なして、安上がりに社会問題を解決しようとしている実例。
欲ばりすぎ。社会問題の多くを、学校に押しつけている一例。
だいたい、「配置」と言っても人を増やすわけじゃない。
今いる人間に仕事を(さらに)わりふるだけ。
特別支援コーディネーターも同じ。
英語だ、道徳だ、学力だ、心の教育だ、環境教育だ…と要求は強くなる一方なのに、人もお金も増えない。
そもそも、学力が低くなったのか、青少年犯罪が増えたのか、英語を増やすと何が失われるのか、そういう検討はまったく不十分なのだ。教員の不祥事は大きく話題になっても、過重労働・その結果の精神疾病の多さについては、軽い扱いまたは破廉恥事件と一緒の扱いだ。

そもそも「道徳」は、道徳の時間にのみ行うにあらず。
各教科・領域・学校教育全体で行うもの。
そして、これまでもそうしてきたものだ。
違いをわかりあったり、協力しあったり、広く世界に目を向けたり、人の生き方を考えたり…。
これらは、試験学力とはちょっと違うものだから、「学力、学力」と騒いでいたら、むしろ道徳性を低くする。今の教育改革は、匠がいないリフォーム。劇的ビフォーアフターで、できあがったら以前よりもひどい家…ということになるんじゃないか。

こんな歌があったなあと思い出した。
押さえ切れない怒り
  こらえ切れない悲しみ
そんなことのくり返しだけど
 けっして負けはしないさ


毎日、睡眠がうまくとれません。
きのうは1時半に目が覚め、今日は2時半。
MRIをとり、「だいじょうぶ」と言われても、頭が痛いことには変わりはなし。
仕事はきわめて順調。それでも一部の悪意(意図的)な報道を見ると頭に血がのぼったりがっかりしたり。  

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2008年01月19日

『生き方下手 西郷輝彦』

新橋演舞場で『冬のひまわり』を見てファンになった西郷輝彦さん。
『生き方下手 信じることで優しくなれた』を読み始めました。
還暦を迎えた男の、いい顔!
年をとるって、美しいことです。

こういうふうに、年を重ねたいなあと思いました。

今日は一人で留守番。
しかたがないので、仕事を少々。
ビデオで映画鑑賞。『エアフォースワン』を途中まで。『2001年宇宙の旅』を全部。

ほんと、あたしは遊び下手。  

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2008年01月07日

【読書】『新聞社―破綻したビジネスモデル―』(河内 孝)

新聞記者の中にも良心的な方がいらっしゃることは承知しています。
しかし、延々と続くバッシングには、辟易しています。
公務員にも教員にも、真摯に身を削って努力をしている人が多いのですから。

たまには、こういう本を読むと「なるほど、気の毒な人たちなんだな」と思えます。

「淋しげな恐竜たち」と題した著者の文がありました。
彼らは基本的にものをクリエイトし結果責任を取るのでなく、人が行った結果を評論し、批判するべく育てられてきたからだ。評論家に経営は出来ない。

確かにそうだろうなあと思います。

【20:40 追記】
このブログを読んだからではないと思いますが、Y新聞社の販売店の方がうちに来ました。
「契約が3月までになっていますが、継続をお願いします」と。
「あなたにうらみがあるわけではなく、ほんとうによくしてもらっていると思いますが…」と、3月以降についてはやめる考えであることを話しました。
「どうしてですか?」とおっしゃるので、
「販売店の方々はよく努力なさっている。一部、よくない人もいるようだが、わたしはよくしてもらった。しかし、本社のトップがあれでは、また本社の経営方針がこうでは、また編集方針にページごとにぶれが見られるようでは、わたしはY新聞を読むことができない。3月まではお願いするが、その後については今後考えさせていただく。」
と、丁重にお話ししました。  

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2008年01月03日

『授業の復権』(森口朗著)

仮説実験授業、水道方式、鍛える国語、法則化運動、百マス計算、「よのなか」科についてそれぞれ章を立て、論述している本です。2004年の発行、その後すぐに第2刷が出ています。

「そうかなあ」と思う部分もいくつかありますが、「授業の達人」たちをならべて公平に論評している本は、そんなに出ていないのではないかと思います。

心に残ったのは、次の言葉。

(わが国の教師たちの多くは)もっと本質的な意味において彼らはエリートなのだ。近年見直されている20世紀の哲人オルテガによれば、エリートとは「より多くの義務を自らに課すもの」を言う。「プロジェクトX」に登場するサラリーマン、中島みゆきの歌う「地上の星」こそがエリートの典型である。

…というところだった。「より多くの義務を自らに課すもの」こそがエリートであり、社会の中間層に無名で多くのエリートがさまざまな職種に存在していたからこそ、日本の繁栄があった…と。そして、教員も、自腹を切って学び、技術を磨き、時には教材に自分の小遣いをさく。ボランティアで土日に部活の指導をする。こういう人間が、想像するよりもはるかに多い…と。

教員も、地上の星だったのか…。

この文を読み、誇りと自信を少し取り戻せたような気がしました。  

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2007年12月15日

読書『「命令違反」が組織を伸ばす』

菊澤研宗氏の著、『「命令違反」が組織を伸ばす』。
家の書斎にはこれを、居間には同氏による『なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか』を置いて、行き来するたびそれらを同時に読み進めています。

(念のため。私はほとんどの勤務校で上司にめぐまれており、現在もすばらしい上司に指導を受けています。以前、「?」と思う方もいらっしゃいましたが、ごく少数です。)

読んで気づいたのは、この頃立て続けに発覚している官民のさまざまな不祥事は、起こるべくして「合理的に」起こっているということです。
そして確信したのは、「市場主義・競争原理は、人を不幸にする」ということ。

「より効率的に」「より安く」「そして成果をあげろ」となれば、「神のように全知かつ完全合理的」ではない人間は、モラルハザード(道徳欠如)を引き起こしてしまう。
見えないところで手抜き・ごまかしをしてでも、利益をあげようとする。
成果主義は、人件費カットがめあて。

それにしても、「命令違反が組織を伸ばす」とはおもしろいタイトルです。まだ読み切っていませんので、また話題にさせていただくかも知れません。

 今日の一日
午前中、爆睡。
午後から学校へ。通知表所見下書き半分。
明日は、法事。
下書き、間に合わない。
月曜日しめきりというのは、「土日に仕事しろ」ということなのかな?  

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2007年11月18日

『スローカーブを、もう一球』(山際淳司)

「江夏の21球」を久しぶりに読みたくなって本棚から出した。
たくさんのノンフィクションがまとめられている本。

「江夏の~」もよかったが、一番最初におさめられている「八月のカクテル光線」もよかった。自分もリアルタイムで見ていた、箕島高校vs星陵高校の試合。
まさかの連続で延長18回」までおよんだ壮絶な試合だった。
箕島の石井投手にあこがれ、アンダースローの練習をひそかにしたものだった。
「八月の~」は、「江夏の~」よりも作品としてすぐれているような気がする。  

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